味噌汁のお椀で口を濯ぐ女

甘々男子6 ~×××の場合~

(cv:三橋渡) 感想

 

前半は日記のため、読み飛ばしていただいて結構です。

 

生活が限界!料理する時間も体力も無い。毎日食卓に並ぶのはセブンイレブンのおかずとチンするだけのパックご飯。皿洗いすらできないから使った箸とグラスがシンクに置きっぱなし。amazarashiの「自虐家のアリー」に開かないカーテン 割れたカップ 流し台の腐乱したキャベツというフレーズがありますが、マジでそんな感じ。この間冷蔵庫で玉ねぎが見たことない形に変化してた。

全く関係無い話ですが個人的な嫌いな人間ランキングで口の臭い人が上位にインしています。自分の口が臭いとか死んでも嫌だし、今ここで歯を磨くのと虫歯になって通院するのとでは圧倒的に磨いた方がマシ。と、思って重い腰を上げて歯ブラシを口に捩じ込むと使えるグラスがひとつもない。私はその日味噌汁のお椀で口を濯いだ。でもそれは始まりで、明日にはおたまで口を濯いでいるかもしれない。

なんかもうこれ限界じゃん。健康で文化的な最低限度の生活営んでる?

ハニワみたいな顔で寝そべりながらスマホ弄って手っ取り早く癒されたい。そんな理由で最近はDL作品を購入して聴いています。手軽でいいよね。それで凄く嵌った作品があり、どうしても紹介したかったのですが、Twitterで何ツイートにも渡って感想をつらつらと述べるのも長文オタクキモ!となりそうだったのでこちらにまとめることにしました。

 

 

 

 

ここから甘々男子6 ~×××の場合~の感想になります。

http://dlsite.jp/giwtw/RJ234921 

以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

 

いきなりシリーズ6作目じゃん。

と、なりそうなのですが、こちら一作品完結の独立ストーリーなので6から聴いていただいても全く問題はないです。シリーズを通し「男性はヒロインが大好き」であり「甘々に甘やかしてくれる」というコンセプトです。とりあえず癒し!癒し!癒し!と血眼でスクロールしていた私はすぐに飛びつきました。

お声は三橋渡さん。実は以前から三橋さんの作品はいくつか購入させていただいております。率直に言うと、ものすごく落ち着く~。そのままビルの10階から飛び降りてみようか^^と言われたら素直に飛び降りそう。

シナリオを単刀直入に言うと、心労により飛び込み自殺寸前だったヒロインがイケメンに救われる話です。タイトルのわりに殺伐とした導入。

どうせ死ぬなら僕とセックスしませんか?と誘われるわけなのですが、明日死ぬんだからもっと素直になって~なんて言いながら本人はちゃんと避妊します。むしろ、どうせ死ぬから生でいいと言うヒロインを咎めるような雰囲気。死を免罪符にしながら生かす気満々やん。あとこれブスだったら絶対ついて行かなかったよね。

最中は「可愛い」「綺麗」の土砂崩れ。大事にされてるのがよく分かる。スッゴ…自己肯定感を高めるモンスターや……オススメはちょっと肩に頭乗っけてみてください、のところです。

そして、例の壁画について調べたんですがマジで存在するんですね…イタリアにある高度な文明を持った都市で、噴火により一晩で壊滅した過去があるらしいです。またひとつ賢くなりました。

 

ここは重大すぎるネタバレなので未聴の方はできるだけ避けていただきたいです。念押し。

最終トラックで判明しますが、彼は過去ヒロインに救われた経験があり、ずっと好意を持ち続けていました。今度は自分が彼女を助けたい、そう思い続けていたが声をかけられず今に至る。なんか純愛すぎて普通に泣いた。正直トラック2あたりからスンスンしていましたが、最後はダム決壊で大泣きしてしまいました。

涙を流す行為はストレス軽減に繋がるそうで、たまにはワー!っと泣くのも良いのではないかと思います。感情を抑圧しすぎるのはやめとこな。というか、自分バブちゃんだから泣いちゃいましゅみたいな気持ちでいた方が精神衛生上絶対いい。

それと、この作品はすぐに二周していただいた方がより楽しめると思います。彼の気持ちに共感しすぎてうわーー!ってなるけど。

 

 

 

ここまで見ていただきありがとうございます。聴いた日からちまちま描いていましたが、ツイートするタイミングを完全に見失ったためこちらに置いて今回は終わります。

 

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その幸福は、誰の物差しで測った幸福か。

sweet×sweet ぐずぐずに甘やかされて
三笠総司 (cv:茶介) 感想

 

このようなタイトルですが、こちらは新興宗教の勧誘ブログではありませんのでお間違えのないようご確認ください。前半は無駄話をしておりますので読み飛ばしていただいて結構です。

 

当たり前ですが、数年前に開設したブログが未だに残っていてぎょっとしました。思い出に浸る間もなく即刻記事を削除退会し、黒歴史に蓋をした直後、新しくこちらを開設したのですから脳みそがスポンジでできているのではないかと思います。 

本人が忘れていても文字はしっかり残っているもので、平安時代の物語が今も受け継がれているのを見ると、案外ここに書いた駄文が100年後には平成の文学として広まっているのでは?とそんな妄想をしてしまいます。果たして私の死後、私の文を読んだ方は何を思うのでしょうか。というか、そんなことより私が不慮の事故で死んだ後、偶然ここを見つけた身内が一体何を思うのかの方が気になるし怖い。

 

 

 

ここから「sweet×sweet 三笠総司」の感想になります。

 http://apricot-label.com/lineup/sweet1/

※手描き絵、相手女性の描写がございますのでご注意ください。

 

普段インプットインプットインプットばかりの生活であまり感想などを書く機会がないのですが、このままでは脳みそが溶けると思いました。まず最初に聴いた感想は……

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へい! いらっしゃいませ!

三笠総司スイーツパラダイス!

……それぐらい甘いんですよ。(ちなみに総司さんは彼女のことを「子猫ちゃん」と呼ぶので猫アバターで描写しています)

常に彼女を気遣い、常に甘い言葉を囁き、常に彼女を愛し、常に声がいい、常に顔がいい。

一瞬愛情の擬人化かと思いましたが、聖母のようにも思えます。サンタ・マリア・ソウジ

 

私は想像豊かな方なので 「おかえり」という出迎えの一言だけで「ああ、私って、彼の恋人なんだ」と、スっと入り込むことができました。

その上、割と頻繁に「子猫ちゃん」呼びをされるのですが、違和感どころか生まれた頃から自分の名前が子猫だったのではないかと思う程自然で驚きです。

 

個人的に気になった点ですが、グロスかリップでしょうか。彼女ちゃんがキスの為に落として帰宅した描写があり、細めのヒールを履きこなす描写といい強さが伺えて “この彼女あってこの彼氏あり” という感じです。総司さんは彼女ちゃんのことを「あまえんぼう」と言いますが、彼は彼女を甘やかすことで自分が甘えているのではないかと思います。

 

玄関から寝室へ移動し、sweetタイム。ここでのポイントは「ころん」「髪留め」「可愛い」あと、彼女ちゃんガーターベルト装着してますよね。とてもいやらし可愛い。

 (↓こちらはイメージ画です。)

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 少しイチャイチャした後、お風呂が湧いてお預けを食らうわけですが、この2人よく我慢できるなあと思ってしまいました。特別な修行を受けた方々ですか?

お風呂でもすごく時間をかけて洗われるのですが、いるんですよね。かかるんですよ、息が。総司、いた? これはもう存在してますよね。そして、個人的にはその後の、子猫ちゃんおねむ作戦が可愛いすぎて悶えました。なんというか、魔性っぽい彼女ちゃんもいいし、困惑する総司さんもとても可愛い。

 

ここまでは全体的に、どんだけ焦らすね~ん!という印象です。

この後「俺にSっ気はない」という台詞がありますが、この方十分サディズムの域に達していると思いますよ。聖母から逆転、ソウジ・ド・サドかと思いましたが、Jrが大変BIGらしいのでなるほど、と納得してしまいました。ここからはとても大事なシーンですので、あえて省略させていただきます。ぜひご自分の耳でお確かめください。

 

ところで、小学生並みの感想しか出ないのですが、茶介さんの我慢する演技はとてもいいですね。思わず「が、頑張れ…」と言いそうになりました。

 

あぁ〜そう言えば、行為中やたらと “初めての時は” というワードが出てきたなあ、2人の初めてか〜うわ~聴きた〜い!聴きたいな〜!オッ?

アニメイト特典「初めての経験

内容は省きますが、ユートピア桃源郷かシャングリラか。私の求めていたものがここにありました。たどたどしさと優しさのサンドイッチにされて食われます。サンドイッチとは言ってもやはりクリームと苺をふんだんに使った極上スイーツです。

 

 

以下は蛇足ですので、こちらも読み飛ばしていただいて結構です。

タイトル回収ですが、普段発散できない感想をつらつら書きしたためるのはとても幸福で満たされていました。いいのよ、CDを聴くことが何よりも幸せであっても。辛いことがあったらいつでも聴きなさい。そう天から聞こえてくるようです。そろそろオタクとして限界なのかもしれません。ただ、私の感情が動くうちはまだ人間としての体を保っていられるように思います。制作側の方々に感謝です。マジ、自分らいつ死ぬかわかんねえし楽しくいこうや!

メリークリスマス!良い夜を!